全国高専プログラミングコンテストで NICT賞 と 特別賞 を受賞!

第35回全国高等専門学校プログラミングコンテストが なら100年会館(奈良県)で 10月19(土)〜20日(日)に開催されました。

豊田高専からは6月の予選を突破した自由部門1チームと競技部門1チームの計2チームが出場し、自由部門では 国立研究開発法人情報通信研究機構から NICT賞 を、競技部門では特別賞を受賞しました。

全国プログラミングコンテストの自由部門では参加者の自由な発想で開発された独創性なコンピュータソフトウェア作品を出品します。今回、豊田高専から自由部門に出場したチームは複数学年の学生で構成されており、ソフトウェアとハードウェアのそれぞれの開発で役割を分担して全員が開発に携わりました。制作した作品「ふたりんごと」は人工知能を用いて相手に伝えたいけどうまく伝えられないことを伝えるスピーカーのついたガジェットです。この作品が NICT賞 を受賞したことにより、3月に開催される起業家甲子園への出場権を得ました。さらに代表者1名が2月にアメリカ・シリコンバレーの研修へ参加する権利を得ました。

自由部門メンバー(指導教員 都築啓太)
5年 情報工学科 野﨑春太郎
3年 情報工学科 志比田悠翔
2年 情報工学科 加藤遥也
2年 情報工学科 小松杏菜
2年 情報工学科 深谷春駈

今年の競技部門のテーマは複数のピースからなるボード(修復前の文化財)と複数の抜き型(修復道具)が与えられたときに、できるだけ少ない手数で元の文化財を修復するプログラムを作ることがテーマでした。競技部門は昨年度から継続して出場している5年生が2名と新人の1年生が1名からなる3人のメンバーで大会に挑みました。1回戦と準決勝を突破して決勝の舞台に立ちました。決勝では惜しくも優勝を逃しましたが、優勝と準優勝に次ぐ特別賞を受賞しました。これで競技部門は3年連続の入賞となりました。

競技部門メンバー(指導教員 三浦哲平)
5年 情報工学科 宇井颯汰
5年 情報工学科 鈴木健太
1年 情報工学科 吉野弘晟